なつやすみ日記

猫のような日々

誰が女の子を食い物にしているのか?絶対女の子で魔法が使えないなら死にたい

芸能活動に関わっていた女の子がAVデビューするのが自然なことになりすぎていて困惑している。

AVデビューする水原まこは無名アイドルグループの元タルトタタンの亀高綾乃だと判明・・・誰?

http://minkchan.com/blog-entry-4690.html

 

相対性理論を脱退した真部脩一と西浦謙助が『アゼル&バイジャン』というプロデュースチームを結成し、女性ユニット『タルトタタン』をプロデュースしている。亀高綾乃さんはこのユニットの元メンバーだ。学業専念のため脱退したことになっているが、音楽性の違い、メンバー間の行き違い、表向きの理由として使われる様々な修辞法の一つであったのだろう。

 

経済的な理由なのか、承認欲求的な問題なのか、性的趣味の問題なのか、はたまた誰かに騙されたのか、真実はわからない。全ては彼女の意思だ。ただ、それがどうしても彼女自身の意思によって決定されたことなのか疑念が浮かんでしまう。

 


ECDのロンリーガール feat. K DUB SHINE - YouTube

いつもセンター毎日テレビカメラ すっかり主役気取りお前らは
時はゆくゆく乙女はババァ まだ終わらないあなた 人生八十年も生きんだぜ女性
次第はめられてく 手かせ足かせはずす 盾の鍵マスターキー探せ
ガキは食い物に所詮されるだけ 高ぇニセモノ掴まされあえぎ 苗木のうちに刈り取られ
生意気だった口から今にため息 信号無視もできないアリンコにされるとさお嬢さん
マジな話早く立ち上がれ これちょっとシリアスだけど盛り上がれ

〜中略〜

焼けてる肌 茶色い髪 カラーコンタクトで見つめる闇 夜の街 求める価値
女王蜂 理想の形 二十歳前なのにもう大人 細え眉してひでぇ言葉
自らビジネスにするセックス迷える子羊達エックス
ロレックスした男に指輪買わしたはずがつながれる首輪
携帯かける サンダルシャネル つま先のネイルに塗るエナメル
フェンディ ベルサーチ D.K.N.Y 物欲と金の前にへつらい
そして気軽に足開く それ喜ぶヤツ恥知らず
彼女達の孤独 もろく 幸福の条件 後ろの正面きれいな足形 胸
派手な爪 少女の夢 消息不明

舞台は1997年の渋谷センター街援助交際をしていた女の子達がテーマの曲。社会学者の宮台真司氏が彼女達は経済的合理性に基づいて行動していると言い切っていた。もちろんそれは経済的側面では正しい物の見方ではあったけど、悪いことなんてしていないと嘯きながら精神的に傷ついていた女の子達も多かった。現場の皮膚感覚を描き切ったリリック。それが「ECDのロンリーガール feat. K DUB SHINE」だ。

 

女の子が身体を売ったりパンツを売ったりして、お金を得ていたのは事実だけど、経済的に貢献することで社会的に承認されるという側面もあった。それから、17年後の未来、2014年はより社会的に承認されることが重要になってきている。Twitterで自分のおっぱいや恥部を晒してRTを稼いでいたりする。このツイートが100RT超えたらおっぱい晒しますよ、と。しかも、それは営利行為ではないのだ。社会的承認を得るための行為である。容姿に優れたアイドルなどは自撮り画像で似たような行為をTwitterでしているが、無名であるものが承認を求めようとすると過激な行動に出ざるえない。そういった画像はまとめサイトにまとめられアドセンスアフィリエイトの餌になる。

 

普通の子ネタデブスを自称し、たまに「自分は可愛くない」と本気で自己否定して病む(仕事趣味、知識、性格人間関係など自分の評価軸は複数あるはずだが、見た目が可愛くないという一点を過剰に偏重し「自分なんて駄目だ」と思いこむ、卑屈になって気力を失う)。そうしつつ自分よりブス/ブサイクと思う人を嘲笑する。実際に聞いた言葉を挙げると、「ああいう(太った)人が足出すの本当に辞めて欲しい。見苦しい」「自分もブスだけど自分よりブスな子が調子乗ってんのムカつく」とか。ここにかなりの蔑みと憎悪がこもっている事もあり強烈。いずれも普通の子やすごく可愛い子の口から聞いた。ちなみにこの病み他者批判のループの中で、場合によっては摂食障害になったり鏡が見られなくなったりする。軽度だと性的承認を求めてゆるビッチ化したり、自分を無理やり求めてくれるSM的なプレイにはまるとか。彼氏じゃ物足りなくてどうでもいいおっさんセックスしたり。

女の子を1度「かわいい・かわいくない」から降ろせ

http://anond.hatelabo.jp/20140410051520

 

 「自分から降りられない、というのが問題なのだと思うが」とコメントでもつっこまれているが、彼女達は承認を求める先から降りることができない。ましてや、世間のモードはアイドル全盛時代で、国営放送の連続ドラマでアイドルに憧れる女の子の話が放送されるくらいだ。*1ステージで全力で女の子であることを評価される、女の子が女の子であることを誰かに見られることを肯定する、何もこれはフィクションの世界の話だけではない。大森靖子さんという女性シンガーソングライターはモー娘の道重さゆみの大ファンで、ハロオタである。若さは失う。10年も経てばババアになる。それでも彼女は「絶対おんなのこ」と歌う。一方で「魔法が使えないなら死にたい」と歌う。自己肯定と自己否定、その言葉に共感した人達に絶大な支持を受け、その結果としてエイベックスからデビューすることになってしまった。

http://natalie.mu/music/news/112095

 

 

見られたい欲望を持つ彼女達は間違いなく傷ついている。17年前はロリコン親父が悪かった。今は誰が悪いのか明確に言えない。責任はインターネットによって分散され、その渦が彼女達を傷つけていくだけだ。また、それは彼女達の意思にすら介在しているのではないかと僕は考えてしまう。誰が彼女達を食い物にしているのか?それはおまえだよ。そして、僕自身だ。

 

 

 

絶対少女

絶対少女

 
魔法が使えないなら死にたい

魔法が使えないなら死にたい