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なつやすみ日記

猫のような日々

狩猟免許が不合格だった。

まさか不合格になるとは・・・。

狩猟漫画の山賊ダイアリーに影響されて狩猟試験を受けました。友人とアウトドアの約束もしていたのに。

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事前に猟友会が開催する講習会を受けていればほとんど100%合格出来る試験と言われている。僕は誰でも出来る実技で大失敗して不合格になってしまった。内訳はこうだ。狩猟試験は100点満点中70点以上が合格ラインだ。筆記試験は70点以上で楽々突破。でも、実技試験の内容である罠の設置を失敗すると31点減点で不合格となる。講習会の時にも散々注意されていた事項だ。ただし罠の設置は非常に簡単である。針金を両手の指を使ってさっと設置可能なものだ。慣れている人が設置すると3秒程度で出来るそうだ。

 

ただ僕は緊張と生来の不器用で失敗してしまった。事前講習のときもなかなか手間取ったから不安だったけど、そのときに練習して出来たし、常識から考えたら一度経験すれば生涯ずっと出来そうな技術だ。ただしその常識は僕には通用しなかった。僕の身体から経験はすり抜け、脳内では出来たはずだと混乱を起こした。

 

もともと僕は手先が器用ではない。昨年度に発達障害の診断も下された。そのおかげで生まれながらの不器用であることにうすうす感じついていた。手先を使うことは他人の5倍は訓練してようやく出来るようになる。仮に出来るようになったとしても成果はあまりよくない。誰でも出来るようなことで例を挙げるならば、箸の持ち方も下手だし、書ける字はとにかく汚いし、靴紐の結び方は下手だし、自動車の後列駐車も苦手だ。もちろん体育の成績は常に最悪だった。

 

物理的に僕の手足は存在する。でも、実は存在しないのかもしれないなのかもしれない。こういうことを他人に言うと狐につままれたようにキョトンとしてしまうのが辛い。ありがちなのは「努力不足ではないか?」という意見だ。まあ、間違いではない。だけど、他人がいろいろなことをしている間に死ぬほど努力して後列駐車が上手くできるようになりました、ってあまりに馬鹿げた話ではないのか。その間に他の人は別のことを覚えて遠く先に行ってしまっている。

 

この先の人生で手先を使って僕ができるようになることはほんの少しだけに限られているのだろう。そういうことがまじまじと世界から見せつけられた。僕の身体から可能性をナイフで切り取ったような痛さを感じている。いま僕はものすごく悲しいってことだ。