ミドリムシラーメンの山手ラーメン本郷安庵
東京大学本郷キャンパスの目の前にミドリムシを大量に煮込んだラーメンを販売している店がある。孤独のグルメで一躍有名になってしまった赤門ラーメンにしようか迷ったけど、わけのわからん食べ物を食したい気分だった。ミドリムシラーメンを食べることに決定。
一杯にミドリムシが七億匹入っているらしい。
奇を衒った食べ物は案外と普通の味である。個人的にミドリムシぽい未知なる新味覚を求めていたんだけど、ペペロンチーノか、バジルパスタか、具にパプリカがあるように冷凍食品のイタリアンのような味のラーメンだった。意外性ゼロ。口に入れる瞬間まで「これほんとうにたべるのかよ?」と心臓がドキドキしていたのが馬鹿みたいだ。というか、ミドリムシラーメン頼んでいる人は僕だけだったよ!!!!常連的に頼んではいけない気配があった・・・。周囲の東大生らしき学生の注文は全員普通のラーメン。
東大ベンチャーである株式会社ユーグレナがミドリムシを卸しているらしい。ミドリムシを食べたのは人生で初めてだったけど、無臭無味だったので(ひょっとしたらバジルやオリーブオイルの香りで飛ばされているだけかもしれないが)可能性がある食品なのかな?と思い始めている。
ユーグレナは沖縄のファミリーマート限定でミドリムシパンを売っていたり、サプリメントや化粧品になっていてワロタ。ミドリムシが喉に寄生しそうなイメージを想起させるユーグレナのど飴がすてきだね!
ユーグレナ緑茶もやばい。緑と緑のコラボレートだ。
ユーグレナは半分冗談で作ったような商品をたくさん作っている。ただ、ユーグレナはユーモラスな部分だけではなくてミドリムシを航空燃料にするというベンチャー企業らしい計画もある。成功すれば莫大な富を生むことは間違いない事業だ。ヘンテコなラーメンから航空燃料に繋がっていくSFみたいな背景があるんですよね。*1
ラーメン屋のオヤジ「ここの具材で飛行機飛んでいるんですよ(ニヤリ)」