イメトレするだけで楽器やスポーツが上手くなる
どうやって練習したら効率的にスポーツや楽器を修められるかという記事。下記記事はTED-Edの動画を元に執筆されている。
まずは最初にゆっくり同じ動き正確に動かすことが重要で、徐々に動作を早めていく反復練習が効果的・・・という特に目新しくもない主張・・・一般常識のような練習方法が紹介されていた。
ただ、動画の後半、興味深い研究が紹介されていた。二つのグループに分けてフリースローイングを上達させる練習を二週間行った。一つは体育館で実際にバスケットボールを使ってゴールに投げ入れていく物理的な練習。もう一方は体育館に行かず、フリースローイングの動作を頭の中で想像することだけを続けた。二週間後、二つのグループにフリースローイングをさせたら同程度の上達度だったそうだ。まじかよ。
つまり、嘘か真かイメージトレーニングは効果的な手法らしい。上手に楽器を弾く、上手に物を組み立てる、素晴らしい絵を描く、そういったことを脳内でイメージすればポジティブな効果があるそうだ。
もちろん紹介されていた研究結果はわずか二週間なので物事の上達するために物理的な練習を完全にゼロにするというわけではないだろうけど、何かの動作をするということは身体が処理をするわけではなく、あくまでも脳が処理を行うわけだから、正しいイメージを焼き付ければ焼き付けるほどに、上手に動けるようになるわけだ。
スポーツ心理学おもしろそう。
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