なつやすみ日記

猫のような日々

上野デリーの水曜限定メニュー「タンドリーチキンドライカレー」を食す

僕は発達障害のメンヘラだから精神科通いなわけです。本日も行ってきました。

 

医者「最近の調子はどうかな?」

僕「元気ですよ!また起業します!!!」

医者「お薬増やしますね〜」

 

閑話休題

 

僕「東洋医学って胡散臭いですよね。調べてもあんまり良いエピデンス出てこないし、どうなんですか?漢方とかつぼとか」

医者「つぼはちょっと怪しいけど、漢方は化学というより技術に近いかな。漢方は単価が安いから実験をする為の予算が取れないんだよね。だから、エピデンスが少ない。でも、長年の運用経験で効果があることは分かっているから処方するんだよね。それと漢方は錠剤よりマイルドな効き目かな。」

 

なるほど。勉強になります。

さて、本題。

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上野デリーのタンドリーチキンドライカレー

帰りに上野デリーで水曜日限定のメニュー「タンドリーチキンドライカレー」を食す。これむちゃくちゃ美味いです。最高です。「うおォン 俺はまるで人間火力発電所だ」と孤独のグルメのセリフを挿入したくなるレベルでハフハフ食べてしまいます。スパイスが効いたドライカレーとフレッシュトマトの相性が最高です。スパイスの辛さが気持ちいいと思ったら、フレッシュトマトの清涼感がそれを打ち消す、そしてまたスパイスの辛さが・・・と無限ループします。これ何かと似てます。サウナと水風呂です。サウナで火照った身体を水風呂で冷やす、そしてまたサウナに入り身体を暖める、そしてまた水風呂に入り気持ちを整わせる。一連の作業を繰り返すと突然脳内にジーンという謎の快感物質が出始めます。サウナ用語で「整う」というやつです。そう。まさにこのカレーも脳が「整い」ます。水曜日に上野に行ったら絶対食べよう。おじさんとの約束だよ?

 

インドから帰ってきた時は「二度とカレーなんか食べるか!」と思っていたぐらいスパイスに嫌になっていたけど、またハマっていてよく食べています。スパイスは麻薬。そのうちマイカレー作りもはじめてしまうかもしれない。カレーはいいぞ。インドに行こう。

高円寺のインド富士子でカレー二種盛りを食べた。

高円寺「インド富士子」でカレー二種盛りを食べました。インディーロック好きには有名なレコードやZINEのお店「円盤」と同じビルにあるカレー屋さんです。円盤はビルの二階、インド富士子は一階部分にあります。知人友人がよく行っていて一度は行ってみたかったカレー屋さんです。

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カレー二種盛り。フィッシュカレーとほうれん草のビンダルカレー

カレー二種盛りは1200円、三種盛りは1500円でした。日曜日の19時前に入ったけど、満員でした。そのあともひっきりなしに入ってきて商売繁盛ですなーと思いました。基本的にカレーだけにメニューを絞っている点も共感できたし、店内の雰囲気や味やメニューで"インド富士子味"というブランディングがキチンと出来ているんですよね。良いお店というのはそういうのがちゃんと出来ているから繁盛する。逆にそのお店のブランドが出来上がっていないとお店は潰れちゃうんだよね。インド富士子サワーという謎味のサワーが売られていたが、私は「これ何味なんですか?」と無粋な質問をするが「インド富士子サワー味です」とトートロジーで返されてしまった。でも、ある意味開き直ってないとこういう言い方は出来ないよな、と感心してしまった。お店を作るために役割を演じているってことです。ちなみに味は柑橘系果物にマサラを入れたサワー?のようでした。

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食後のチャイ300円

インドで飲むと10ルピー(20〜30円)のチャイも日本で飲むと10倍です。右から左に物を流すだけで商社が儲かるわけですよ!バカヤローと言いたくなりますが、美味しいチャイです。

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The NOTWISTテニスコーツのライブのフライヤーが貼ってあった。

店内のBGMは坂本慎太郎が流れていて、厨房の中にはテニスコーツのライブのフライヤーが貼られていました。すごく高円寺ぽいです。こういう音楽聴いている人たちが高円寺に集まっている気がします。

www.youtube.com

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インド富士子サワーのもとが1000円で売っていた。

出口付近にインド富士子サワーのもとが1000円で売っていました。そりゃ何で出来ているか教えてくれないよな・・・。商品だからです。でも、あれはおそらく柑橘系にマサラを入れた飲み物です。インドの現地では何にでもマサラを入れて、フルーツジュースにも入れるんですよね。日本人の感覚からしたらオレンジジュースに胡椒入れるみたいで信じられませんが、これが意外と良い感じの味にしてくれます。

美味しかったのでまた行こうと思っています。

有料コンサルに行ったら逆にお金を貰った話

Facebookで僕と繋がっている人は知っているが、とある人が原因で去年年末から今年の年始にかけてトラブルがあり、友人が自殺しそうになったり、弁護士沙汰になったり、まあ、色々大変でした。ついでに細々と行なっていたビジネスもお釈迦になり、本当に文字通りの地獄であり、かなり落ち込んでいました。その人絡みのトラブル自体は去年1年間ずっと続いていたとも言えなくなくて、去年1年間は本当に憂鬱な年だった。

 

いつまでも落ち込んでいられないので流石にそろそろ動き出そうと思っても体がなかなか動き出さないし、事業ネタも固まらない。こういうときにどうするか?というとコンサルに頼むといいわけです。コンサルと詐欺師は一歩手前の職業だけど、有能な人は本当に神憑ったレベルで参考になることがあります。といっても当たりを引くかわからなかったから、とりあえず数人見繕ってその中から一人選んでアポイントを取って会ってみたわけです。

 

事業の内容はスタートアップも考えていたけど(それで前回は失敗している)今度は堅実に軽トラで何でも屋とかやりたいなーとうっすらと考えていたから、マイクロビジネス系のコンサルに連絡してみたわけです。まあ、知っている人は知っているマイクロビジネス系のブログ「無限の地平はみな底辺」の底辺さんです。昔からこの人の切り口と語り口が好きで読んでいて、一度話してみたいと思っていたんですよね。まあ、あれです。インターネットにいる怪しい人に絡んでみたい欲求です。skypeで一時間一万円です。

 

結論から言うと彼のコンサルはものすごく助かりました。自分の能力と事業内容の言語化が出来たので本当に有意義な時間を過ごせました。ありがとうございます。おまけに有料のコンサルなのに逆にお金を貰うという現象まで起きました。意味がわかりません。僕が持っていたちょっとしたノウハウを彼に教えたんですよね。そうしたら「それはお金を払うような情報だよ?」と教えてもらって、それをフロントエンドの商品として、バックエンド商品としてコンサルを受ければ?と言われて、まあ、当面はそれを行なっていこうかな、と思っています。話を聞いたら同人誌レベル(kindleレベル)でもお客さんが来るそうで、書籍を発行する意味はあるそうです。実際、僕がかつて行なっていたわけわかんない謎のオウンドメディアでもお客さんの注文があったので、あながち嘘じゃないなーと思いました。ただ、書籍が権威や仕事になるには商業誌レベルだと思っていたんですよね。実際はもっとミニマムな形でもあるよ、ということで個人的には意外でした。ただ、僕もたまに誰が書いたかわからんようなkindleの100円の本とか買うんですよね。だから、その時に「はっ!」ってなりましたよ・・・(笑)もちろん最終的には商業出版レベルに近づけていければよりお客さんは獲得できると思うけど、まずは同人誌レベルで良いんですよねと思いました。

 

しかも底辺さんお客さんも紹介してくれて「この人は神かな?」と思いました。とりあえず今年はやることが出来たのでそれを頑張っていきます。

 

あと、今年はブログを更新していこうと思っています。

 

 

 

 

 

 

イメトレするだけで楽器やスポーツが上手くなる

どうやって練習したら効率的にスポーツや楽器を修められるかという記事。下記記事はTED-Edの動画を元に執筆されている。

www.npr.org

まずは最初にゆっくり同じ動き正確に動かすことが重要で、徐々に動作を早めていく反復練習が効果的・・・という特に目新しくもない主張・・・一般常識のような練習方法が紹介されていた。

 

ただ、動画の後半、興味深い研究が紹介されていた。二つのグループに分けてフリースローイングを上達させる練習を二週間行った。一つは体育館で実際にバスケットボールを使ってゴールに投げ入れていく物理的な練習。もう一方は体育館に行かず、フリースローイングの動作を頭の中で想像することだけを続けた。二週間後、二つのグループにフリースローイングをさせたら同程度の上達度だったそうだ。まじかよ。

 

つまり、嘘か真かイメージトレーニングは効果的な手法らしい。上手に楽器を弾く、上手に物を組み立てる、素晴らしい絵を描く、そういったことを脳内でイメージすればポジティブな効果があるそうだ。

 

もちろん紹介されていた研究結果はわずか二週間なので物事の上達するために物理的な練習を完全にゼロにするというわけではないだろうけど、何かの動作をするということは身体が処理をするわけではなく、あくまでも脳が処理を行うわけだから、正しいイメージを焼き付ければ焼き付けるほどに、上手に動けるようになるわけだ。

 

スポーツ心理学おもしろそう。

よくわかるスポーツ心理学 (やわらかアカデミズム・「わかる」シリーズ)

よくわかるスポーツ心理学 (やわらかアカデミズム・「わかる」シリーズ)

 

 

運命とクラスタ

バンドマンはバンドマン同士で仲良くなるし、イラストレーターはイラストレーター同士の付き合いがあったりするし、アナログゲーマーはゲームを一緒に遊ぶ友達を作らなくてはならない。

 

似た者同士で交流をすることをインターネット・スラングクラスタと言われている。人間は時間的な生物であり消費できるリソースには限度がある。つまり、友達になれる人数は限られているということである。それはダンパー数と呼ばれているものだが、良好な人間関係を築ける上限はだいたい100人から230人程度であると言われている。*1

 

最近、僕は本人の社会階層(経済状況)精神性、出自、健康状態などの個人の趣味嗜好以外の属性も人間関係が決定しているのではないかと考え始めている。例えば、売れなくてつまらないお笑い芸人同士でつるむが、決してそこには売れていて面白い芸人はいないということだ。前者は自分たち自身が本当はおもしろく、売れることを信じているが、事実と異なる。当然のことだが、前者は市場の「面白ければ売れる」というルールを守っていないが、後者は市場のルールを守っているため市場で評価される。そして、恐ろしいことだが、売れなくてつまらない芸人達は当然のことながら売れたいと願っているが売れることはない。それはあらかじめ決められてしまった運命のように。

 

米国大統領選挙では様々なフェイクニュースが発信され信じる人々が出てきた。信じる人々にとっては真実であり、自分自身の運命を託してついて行くのだ。そして、隣人は同じくフェイクニュースを信じている。冷静に事実を伝える人間は隣人ではないのだ。

 

かつて事実は一つだったが、2017年、僕たちの世界は複数の事実によって動いている。フェイクニュースを信じる人たち、売れたいと願っているのに売れないお笑い芸人、そして気づかないふりをしている自分自身の数々の思い込みやトラウマ・・・運命を変えたいと願うならば自分自身のトラウマを見つめ、事実と向き合うことなのかもしれない。それは現在保持している人間関係を断ち切る可能性があることで(フェイクニュースがフェイクと気付いたときに信じる人々のことを軽蔑せずにいられるだろうか?)孤独の恐怖に打ち勝つ事と同義なのだろう。 

 

友達の数は何人?―ダンバー数とつながりの進化心理学

友達の数は何人?―ダンバー数とつながりの進化心理学

 

 

*1:もちろん例外はあって、自分の知り合いのMさんはとあるライブハウスを運営していたが、日本インディロック界隈で一番顔が広い人で知られている。そして仲の良い友人が少なくとも1000人以上いる気がする。ただ、知人友人に東京の音楽関係者が多いことは察せられるし、本人の属性やキャラクタが無尽蔵に広げられているわけではない。

クラウドワークスで翻訳を外注した話

クラウドワーカーは優秀かつよく働いてくれるという噂を試してみた。インターネット上には使える or 使えない両論あるけど、お金に関することは自分で試してみないと真実が把握できないというのが僕の持論だ。

というわけで某SOHOサービスで1記事1000円の激安で技術関係の英語翻訳を依頼してみた。本当に募集が来るかな?と思ったら10件程度来て驚く。しかも、彼らのアピールがTOEICの点数が高得点だとか、英検一級を持っているとか、翻訳学校卒業したものだとか・・・優秀であることを伝えるものが多かった。「お!これは期待出来るかも・・・」と思ったが、自称TOEIC900点の女性に外注を頼んだら誤訳だらけで唖然。基本的な英文法のミスもかなりあったし、そもそも日本語表現の時点でかなり問題があった。てにをはが支離滅裂だったのだ。翻訳以前の問題だよ!!!!  

問題点その1

本当に能力があるか判別がつかない。TOEIC900点持っていますと言われても、あくまで自称かつ、仮に本当でも、TOEICのスコアはTOEICのスコアであって翻訳能力の是非を問うものではない。また、過去の受注成績から判別することもできるかもしれないが、仕事の詳細は依頼者が見るのは不可能だ。

問題点その2

仮払い以降キャンセルが事実上不可。仮払い後にskypeやLineなどで打ち合わせできるようになるが、こちらが相手に翻訳能力無しと判断してもこちらが一方的に契約を破棄することはできない。相手が契約を破棄したいという旨を理解してくれないと契約料がそのまま徴収されるシステムになっている。幸い僕の時は受注者と相談して、破棄してもらったがブラックな対応をされることも十分に有り得るためとても怖い。

問題点その3

システム料金が20%と高額。10000円の仕事を頼むと合計12000円を支払わないとシステムを利用することができない。もちろん仕事を仲介してくれたことはありがたい話であるが、ダメ人材を掴まされて高額のシステム料を支払うとき僕の頭は沸騰寸前の激オコプンプン丸状態になる。

結論

言うまでもないが、世の中の仕事の大半は信頼関係で成り立っていて、信頼が不確かなものはリスキーだってことだ。国外のクラウドソーシング事情はわからないけど、日本国内に関しては二者間でクラウドソーシングで信頼を確認するのは難しい。単純に日本語が契約関係を結ぶのに適してないという気がしなくもないけど。人材派遣業者が日本だけ異常に発達するのも言語や文化的問題が背景にあると思う。結局、クラウドソーシングで依頼できる仕事はキュレーション・サービスの運営者がテンプレタスクでできるようなライティング・・・つまり、クオリティを問わないコンテンツの制作にしか向かない気がする。クオリティを問う場合は信頼のあるところに依頼するしかない・・・。まあ、これも当たり前過ぎる話ではある。