なつやすみ日記

猫のような日々

狩猟で限界集落を救いたい。

鳥獣被害の農作物被害額は全国で230億円もある。

鳥獣による平成24年度の農作物被害については、被害金額が230億円で前年度 に比べ3億円増加(対前年1%増)、被害面積が9万7千haで前年度に比べ6千ha減少(対前年6%減)、被害量が70万tで前年度に比べ1万3千t減少(対前年2%減)しています。
主要な獣種別の被害金額については、シカが82億円で前年度に比べ5千万円減少(対前年1%減)、イノシシが62億円で前年度に比べ1千万円減少(対前年0.2%減)、サルが15億円で前年度に比べ7千万円減少(対前年4%減)しています。
一方、木の実の結実状況や気象の変化等が要因で、ヒヨドリが7億円で前年度に比べ3億円増加(対前年96%増)、ネズミが7億円で前年度に比べ4億円増加(対前年142%増)したこと等により、被害金額が増加しています。

 

農林水産省/全国の野生鳥獣による農作物被害状況について(平成24年度)

数年前から各都道府県が鳥獣被害対策に乗り出していたが大手企業も駆除にとうとう乗り出してきた。理由は高額の補助金や野生鳥獣肉の高騰化である。

www.nhk.or.jp

 

ジビエブームのおかげで都内近郊で取れる野生鳥獣の肉は高値で取引されているそうだ。一方で少し地方に行くと害獣駆除の肉は捨てられたりしている。また駆除が成功している地域もあれば悪化している地域もある。上手くいってない地域に引きこもりやニートなどの若年無業者を呼び込めないかと考えている。

 

僕は発達障害を持っている。ひきこもりやニートなどは普通よりも発達障害等を併発している場合が多いと言われている。

 「引きこもり男性の26%は、発達障害の可能性が高い」

4人に1人以上が発達障害!?引きこもる大人たちが働けない本当の理由|男の健康|ダイヤモンド・オンライン

 一番多くある発達障害としてADHDがある。ADHDは衝動性、多動性を特徴とする行動の障害だ。端的に言ってしまえば落ち着きがないという障害だ。学校の教室で落ち着いて席に座っていられないことが起きてしまったりする。ただし、精神障害精神疾患は社会的に自分が苦痛を感じていなければ障害だと認められることがない。逆に言うと過去や未来の社会では精神障害の定義は異なるということだ。ADHDは起業や狩猟採集に向いている精神障害だと言われている。大昔では教室でじっと静かに座っているよりも動物を追い回しているほうが優秀な遺伝性質だったのだ。だが、現在の社会ではうまくいかずに弾き出されてひきこもりになってしまう人も少なくない。

 

230億円の鳥獣被害を彼らが食い止めることはできないのだろうか?もちろん、大手警備会社のアルソックのような企業に任せたほうが信頼性は高いのかもしれない。しかし、ひきこもっている若年無業者に仕事を与えられるとなれば社会的意義はこちらが勝るだろう。経済的にもひょっとしたら安上がりかもしれない。大手企業に依頼をしたところで資本の中心は東京や海外にある。ひきこもっている若年無業者達は全国各地にいる。地方経済に良い影響を与える存在になる可能性も少なくないはずだ。また困っている地域に出向いた若者が定住する可能性だってある。当たり前だが狩猟だけがビジネスチャンスではない。現地の人間が思いもしなかったアイデアを外部の人間が生み出すことは古今東西あることだ。害獣駆除を切っ掛けに困窮していた若年無業者、困窮していた自治体、それぞれが手を取り合い活性化していく未来を想像することができる。

 

僕は協力していただける自治体を探している。 このブログのエントリーを添付してメールや電話で営業をしてみるつもりだ。狩猟免許(罠)も既に3人取得している。残念ながら僕は今回は取得できなかったけど・・・。あとは行動するだけである。

 

 

 

 

野菜をネットで知り合った人に無料で送る活動をしている人がいる。

群馬県桐生市在住の羽広ナオミさんは農産物パッサーをしています。農産物パッサーは、畑で育てた野菜をネットで知り合った人に無料で送る活動です。パッサーはパスする者(Passer)の意味です。

 

農産物パッサーは、代表の羽広直己が畑で育てた低農薬の野菜を、困っている人や新鮮な野菜を食べたい人に無料で送る活動を2011年から行っています。

この活動をコンテンツとして楽しんで頂く代わりに、種や苗、肥料などの経費を募金によって運営しています。

また、野菜を受け取って頂いた方には、ネット上でのご報告という形で、活動にご評価を頂くようお願いしています。

活動に興味を持たれた方はお気軽にご連絡ください。

https://www.facebook.com/vegepasser/info/?tab=page_info

 

元々は岡田斗司夫さんが提唱した評価経済社会に感銘を受けてはじめたそうです。これからの社会は直接現金を稼ぐことより、ネット上の活動で個人の評価を高めたほうが様々な資本(文化や人間や支援等)を得やすいという主張です。

www.youtube.com

 

僕が関わっているシェアハウスにも何度か野菜を送ってくれています。野菜を貰ったお礼としてブログを書いています。羽広さんから野菜を貰い、僕はブログの記事を彼にあげる、という構図になっています。お金の代わりに別のものをあげているわけです。

 

f:id:muteki-force:20151107214114j:plain

もらった野菜を調理しています。

f:id:muteki-force:20151107214028j:plain

麻婆茄子です。

f:id:muteki-force:20151107214213j:plain

春菊と豚肉の炒め物

f:id:muteki-force:20151107214219j:plain

さつまいものバター炒め

f:id:muteki-force:20151107214233j:plain

 

ネットで知り合った人以外にも地元の自立支援施設等、福祉団体に野菜の提供もしているそうです。

 

興味がある方はTwitterをフォローしてみてはいかがでしょうか?

羽広ナオミ(二つ名:農産物パッサーのナオ (@kurou_77) | Twitter

f:id:muteki-force:20151107214451p:plain

 

 

 

 

商工会議所はコネを作る場所

僕は大学卒業後就職出来ませんでした。実家でひきこもりを続ける毎日です。世間でニートや無業者と言われている存在です。行政が僕のような若年無業者向けに様々なサポートをしています。残念ながら実態は派遣会社に事業アウトソーシングしていたり、天下りの足掛かりとして福祉事業を請け負っているNPOも多いことで知られています。*1

地域若者サポートステーション - Wikipedia

 

こうした福祉事業を実際に利用する人には利益が少なく、行政から事業を引き受けている民間企業が利益を多く得る構造になっています。

 

行政と性質が近い構造の団体でも似たよった構造になっていることがあります。それが商工会議所です。

 

僕は生活の手段として起業を考えています。就職できない。つまり自分で事業を起こしてお金を稼いで生きていくしかないわけです。そこで試しに商工会議所が開いている創業支援セミナーに行ってきました。たしか全5回で5000円のセミナーでした。町の掲示板や市役所のパンフレット置き場で見たことある人も多いと思います。

 

結論から書くとセミナーの内容自体は非常につまらない空虚なものです。なにせ実際に起業していない商工会議所の職員がセミナーをするからです。そして、ググれば出てくるような法的な知識や会計の知識をあやふやに説明するだけのバカバカしいものです。参加者も郊外で個人で創業をしたい、テナントを借りたり自宅を改築して事業を行いたいと思っている方がほとんどです。彼らのニーズを満たすために地元の信用金庫を紹介していました。商工会議所のビジネスとしてはそれが正しいのでしょう。ただし所謂店舗型の個人経営のビジネスは1年以内に廃業するのが9割以上と言われています。

 

セミナーにはゲストがいたことがあります。例えば地元で自転車を営んでいたAさんです。個人経営の店舗型のビジネスは非常に厳しいです。多くの資産や人材を抱える大企業が安価に大量に販売できるにも関わらずその市場で勝負するからです。常識的に言えば小学生でも勝ち目が無いことがわかります。様々なところで安価に自転車が購入出来るのにAさんはどうして上手に経営出来ているのか?セミナーで呼ばれるように、うまく行政と絡んでいるためです。先日、僕は古物商の許可を取得しました。古物商は営業所に以下の画像のようなプレートを表示しなくてはいけません。

 

http://r-cus.com/upload/save_image/09042258_50460923ed2e6.jpg

 

不思議なことに上記画像のプレートをAさんが経営する「〇〇自転車屋さんで購入してください」と地元警察の防犯係に指示されました。 もうおわかりでしょう。Aさんは行政とべったりなのです。これは彼と行政の関係性の氷山の一角であることを示唆しています。彼のような小さい自転車屋さんが大きい資本力を持つ企業と競争するためには行政と関わるのが一番良いのです。

 

地元のお祭りや町おこしのイベントを眺めてみましょう。彼の姿がちらほら。協賛を眺めてみると様々な地元企業や行政が並んでいます。郊外の一軒家で寝るだけの生活をしていると地元愛などはまるでありません。地元の町おこしを見ていると内輪の馴れ合いで居心地の悪さを感じてしまう方も少なくないと思います。行政から流れ出たお金を地元の人たちで分け合う。地元愛無き市民は量販店で商品を購入し、地元の外にお金が流れていくわけです。そしてまた商工会議所からメールが僕に届いた。僕が受けた回に出席していた料理店を創業予定の中年男性が次回の創業セミナーのゲスト講師になるそうだ。食べログで調べたら評判は芳しくなかった。ただし講師としてのギャラは貰える。生き残るためには必要なことなのでしょう。例えそれが美しくないことであってもね。

 

 すごいタイトルの本がありました。

90日で商工会議所からよばれる講師になる方法 (DO BOOKS)

90日で商工会議所からよばれる講師になる方法 (DO BOOKS)

 

 

*1:ちなみに僕がサポートを受けた若者就職支援事業リクルートアデコが運営をしていました。

JR八王子駅付近に1日1000円で借りれる店舗がある。

東京都JR八王子駅付近に平日1000円で一日中借りれる店舗がある。

8cha.jp

全国各地の商店街が空き店舗の有効利用のためにチャレンジショップという町おこしをしている。はちチャレもその一つだ。どんな事業でも行っていいのか?運営者に質問したところ事業内容は違法行為でなければ基本的に許可しているそうだ。福祉団体がアクセサリー売ったり、アーティストが展示をやっていたりもするが、大学生グループが碁や将棋を打っていたこともあるそうだ。

 

僕達は八王子ボードゲームクラブという海外や国内のボードゲームを遊ぶ任意団体を運営している。僕たちははちチャレの店舗でボードゲームをすることにした。

はちチャレを借りた10月1日は天下一品無料券配布の日だった。

 バズツイートで宣伝出来たので賃料1000円の元は十分に取れたと思う。 

 

 

クチコミはこうしてつくられる―おもしろさが伝染するバズ・マーケティング

クチコミはこうしてつくられる―おもしろさが伝染するバズ・マーケティング

 

 

ボードゲームって本当におもしろいの? 〜ボードゲーム クロスレビュー〜

ボードゲームって本当におもしろいの? 〜ボードゲーム クロスレビュー〜

 

 

無利子で500万円ほど借りれる?生活福祉金貸与という制度

生活福祉金貸与という制度がある。

www.mhlw.go.jp

以下が貸付条件一覧だ。

www.mhlw.go.jp

生活福祉金貸与は国民が行政からお金を借りれる福祉制度だ。対象者は高齢者世帯、低所得者世帯、障害者世帯で金銭面で生活に困っている国民の福祉制度だ。驚くべきことに無利子の貸付が可能である。ちなみに保証人がいなくても年率1.5%の破格の条件である。

 

上記のURLの条件一覧に「生業を営むために必要な経費」がある。僕は軽度の発達障害の診断を下されている。税金や医療控除のために障害者手帳三級を持っている。普通の社会に受け入れられないので自分でビジネスをはじめようと思っている。そして近々何らかの法人を作ろうと思っている。借金をするのは気乗りがしないが無利子で虎の子を借りれるのならば借りといて損はないだろう。福祉事務所に連絡を取ってみた。

 

事務員の方に真っ先に言われたのは東京都で生業を営むために必要な経費」で貸付の実績は無いということだ。さらに審査段階で事業計画を中小企業診断士に判断してもらう。信じられないことに診断費用は自腹だ。生活に困った人が借りれる制度を受けるために費用を支払う必要がある。

 

その後、事務員には日本政策金融公庫を紹介された。福祉事務所としては日本政策金融公庫の審査を断られていないと上記の審査を受けられないと説明をしてきた。もちろん日本政策金融公庫は年率1.4%で良心的な利率だが無利子ではない。福祉事務所で一体誰が借りていくのだろうか。実績ゼロが全てを物語っている。

 

反福祉論: 新時代のセーフティーネットを求めて (ちくま新書)

反福祉論: 新時代のセーフティーネットを求めて (ちくま新書)

 

 

狩猟免許が不合格だった。

まさか不合格になるとは・・・。

狩猟漫画の山賊ダイアリーに影響されて狩猟試験を受けました。友人とアウトドアの約束もしていたのに。

f:id:jassmaz:20151002165942j:plain

事前に猟友会が開催する講習会を受けていればほとんど100%合格出来る試験と言われている。僕は誰でも出来る実技で大失敗して不合格になってしまった。内訳はこうだ。狩猟試験は100点満点中70点以上が合格ラインだ。筆記試験は70点以上で楽々突破。でも、実技試験の内容である罠の設置を失敗すると31点減点で不合格となる。講習会の時にも散々注意されていた事項だ。ただし罠の設置は非常に簡単である。針金を両手の指を使ってさっと設置可能なものだ。慣れている人が設置すると3秒程度で出来るそうだ。

 

ただ僕は緊張と生来の不器用で失敗してしまった。事前講習のときもなかなか手間取ったから不安だったけど、そのときに練習して出来たし、常識から考えたら一度経験すれば生涯ずっと出来そうな技術だ。ただしその常識は僕には通用しなかった。僕の身体から経験はすり抜け、脳内では出来たはずだと混乱を起こした。

 

もともと僕は手先が器用ではない。昨年度に発達障害の診断も下された。そのおかげで生まれながらの不器用であることにうすうす感じついていた。手先を使うことは他人の5倍は訓練してようやく出来るようになる。仮に出来るようになったとしても成果はあまりよくない。誰でも出来るようなことで例を挙げるならば、箸の持ち方も下手だし、書ける字はとにかく汚いし、靴紐の結び方は下手だし、自動車の後列駐車も苦手だ。もちろん体育の成績は常に最悪だった。

 

物理的に僕の手足は存在する。でも、実は存在しないのかもしれないなのかもしれない。こういうことを他人に言うと狐につままれたようにキョトンとしてしまうのが辛い。ありがちなのは「努力不足ではないか?」という意見だ。まあ、間違いではない。だけど、他人がいろいろなことをしている間に死ぬほど努力して後列駐車が上手くできるようになりました、ってあまりに馬鹿げた話ではないのか。その間に他の人は別のことを覚えて遠く先に行ってしまっている。

 

この先の人生で手先を使って僕ができるようになることはほんの少しだけに限られているのだろう。そういうことがまじまじと世界から見せつけられた。僕の身体から可能性をナイフで切り取ったような痛さを感じている。いま僕はものすごく悲しいってことだ。

もみじ市に行ってきた。

もみじ市に行ってきた。オーガニックとか縁無いだろ!おまえ!って聞こえそうですが恋人の趣味です。はい。

f:id:jassmaz:20150930144735j:plain

f:id:jassmaz:20150930151032j:plain

はしもとみおさんの木彫りの動物たちはほんとうに生きているみたいでかわいい。

 

恋人の機嫌を二度損ねた。ナポリタンで一度誤魔化し、焼き鳥とお酒で二度目を誤魔化す。三度目は無いぞ、と酔っ払った恋人に警告される。食べ物は偉大。

 

はじめての木彫りどうぶつ手習い帖

はじめての木彫りどうぶつ手習い帖

 

 

空気公団のライブがすごくよかったです。J-POPをThe Bandみたいに演奏しているグループ。トリッキーなフレーズをたくさん仕掛けてくる。毒っ気があるポップス大好き。

 

 

ぼくらの空気公団

ぼくらの空気公団